筆箱改造

療育できるかな vol.1

消えた鉛筆たち

小学校3年になって、急にふえた困ったことがある。
それは・・・「わすれもの」。
たった1ヶ月で、鉛筆2本の紛失。
5教科もっていったランドセルが、帰ってくると1教科のみ。
小学3年にして早くも「置き勉(※)」か?

先生に協力してもらって探すも鉛筆は見つからず。
あげくの果てに、先生の赤鉛筆を自分のだと言って、もらってくるはめに。
はたして、そんなので良いのだろうか?
「なくなる→もらえる」ということが定着するのは甘えてしまうもとである。
ということで、「視覚化」作戦を実行することにした。
筆箱の本来あるべき姿のイラストを筆箱に貼付けて、鉛筆等を所定の位置へ戻すことを定着させることが目的である。
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準備したのは、市販のインクジェットプリンタ対応のステッカー作成シート。今回使用したのはエーワン(株)の手作りステッカー(品番28899)である。8枚ステッカーがつくれるもので文具店では約500円のもの。屋外での使用も想定した、なかなかハードな作りになっている



【エーワン】 手作りステッカー ホワイトフィルムラベル+ 透明...

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まずは、筆箱の中身のイラストを作成する。「Inkscape」というアメリカのフリーソフトを愛用しているので、今回もこのソフトでイラスト作成。
左が消しゴム、上から油性ペン、鉛筆3本、赤鉛筆、6B鉛筆、後ろには定規という構成になっている。

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次に、ステッカーにイラストを印刷する。0.2mmほど印刷がずれたが、まあ良しとしよう。悠君も私もO型なのだ、オーザッパなのだ。写真の下部に写っているのは保護フィルム。

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とにかく、筆箱のふたの裏にステッカーを貼付ける。筆箱の素材が合成皮革なのでしっかりと押さえつけて粘着させる。本物の筆箱の中身は恥ずかしい限りの状態である。
なぜか「ビンボー削り」にこだわりがあるので、このような状態になっている。6Bは紛失し、やむを得ず本日購入したので、新品のピカピカで違和感があるが、これが現実。

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つぎに、付属の保護フィルムを丁寧にはがして、ステッカーの上から貼付けます。「耐水・耐光・UVカット」らしいのですが、「いたずら・らくがき」の耐性はないようです。
これもステッカーと同じく、しっかりと貼付けます。ティッシュペーパーをバレンのようにして使えば、気泡も入りにくくきれいに仕上がります。

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で、完成したのが、このような状態。とりあえず、家で何度か練習して、今後の様子を見守るとしよう。消えた鉛筆たちが無事に出てくることを祈っている。ふと、小学校時代に職員室前の廊下に寂しそうに置いてあった「落とし物箱」を思い出してしまった。

私も「忘れ物・失せもの」が多く、よく注意されたので、強く叱っても効果がないことはよくわかっている。「叱る」のはピンポイントでないと効果がない。習慣づけるためには別のアプローチが必要だというのが持論なので、この作戦に期待したい。

※まじめな方への解説。「置き勉」とは、反抗期で薄っぺらいカバンがカッコいいとおもっている、おバカな連中がよくやる行為のひとつで、教科書のたぐいをほとんど学校の机に入れっぱなしにしておく状態を表す言葉。寝る時にふとんの下にカバンを敷くと効果的(痛かった!)。そんなカバンの中には、たいてい大人に見つかると良くないものが常備されている(笑)