療育できるかな vol.2
ランドセル改造計画
都会では、制服がなくなり、ランドセルも自由になっていると、風の噂にきく。
私の住んでいる町は、地方であるうえ、学生服の生産率が激しく高いので、昔ながらの学生姿を毎日のようにみることができる。
さて、「療育できるかなvol.1」で紹介したとおり、教科書の類いをそのまま机において帰ってしまうという大胆な忘れ物は、実の父親をしのぐ勢いである。
そんなわけで、ランドセルの活用方法を少しアレンジしてみたのでご紹介したい。
ランドセルを開けると、「箱の部分」に「ふたの部分」がくっついた構造になっている。
そして、たいていのメーカーは、ふた部分の内側に時間割などをいれるポケットをつくっている。
☆最近は、いろいろなランドセルがありますね。
ランドセル クラリーノランドセル 11色カラーランドセル 「...
と、ここでひと工夫。ポケットに入れるのは「時間割」でなくともよいのではないか?
学校行事や交流学級との調整で、時間割通りの日ばかりではない。翌日の準備は「連絡帳」にきちんと書いてある。時間割は、コマ割りの目安程度の位置づけだろう・・・。
というテキトーな発想から、Apple社のiWork'09にある[Pages]というソフトを起動。
適当な素材を組み合わせて、「ランドセル準備のときに気をつけること」を作成してみた。
登下校の際は、必ずランドセルを開けることを想定して、目につく場所に、忘れ物予防のイラストを配置したというわけである。

☆ワードプロセッサのMac版です。某「i太郎」や「W○rd」より紙面デザイン重視のソフトです。
「Pages'09」になって機能充実で画像の組み合わせが直感的でつかいやすいです。
アップルコンピュータ iWork 09 iWork 09
サイズはJISのB5版を縦方向で作成。ポケットのサイズに合わせて縦方向の余白はカット。
もう少しシンプルなものを最初につくったが、必ずこの紙を見てもらうために、ひとひねり。
ゆう君は、「プリキュア スプラッシュ☆スター」の大ファンなのである。特に「美翔舞」という紫の髪のキャラクターを愛している。「プリキュア5Go! Go!」や「フレッシュ プリキュア」という後継アニメが放映されているにもかかわらず、このキャラクターひとすじな、本気ぶりなのだ。
大好きな「舞ちゃん」をポイントに配置することで、視線を導こうという作戦である。
フォトファイン用紙に丁寧に印刷して、余白をカットして、ランドセルのポケットへ挿入。
興味をもって作業を見守る、ゆう君。
ところがセットして直後に、紙をポケットから引き出してしまうほどの関心ぶり。
関心度の高いうちに、机の中のものは持ち帰るということを絵をみさせながら伝える。
そして、今度は簡単に引き出せないように、両面テープで用紙とランドセルポケットを固定。
このように仕上がった。
先生のご指導もあったので、次の日からランドセルの中に必要なものを入れて持って帰っている。
本作戦の影響度は不明だが、一定の効果が得られたのではないかと自己満足している。


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